予備校に通う必要性

よくネット上でも見ることのあるテーマなのですが、

予備校のスタッフは「通うべき！」と言いますし、適当なこと書いてある試験対策本やその辺の怪しい個人ブログなんかは「通う必要なし！」と断言しています。

実際のところ、どうなのでしょうか？

結論から言うと「必要ではないが、行かないよりは行った方がいい」です。

私は大手予備校にお世話になりましたが、地方都市に住んでいるため校舎が近くに無く、「通信講座」という何とも中途半端な手をとることになりました。

通信講座は、家に「講座DVD（またはWeb受講ID）」「テキスト」「過去問」の３セットが送られてきて、それを自分のペースで消化していくだけという単純なものです。

結果的にはこれを利用して合格しているものの、今となってはDVDで見る授業なんて全然頭に残ってないですし、テキストは一度も見返すことはなかったですし、過去問は普通に市販品でしたし、少し後悔しているところもあります。

ただ、授業の動画を見てテキストに線を引く作業は、過去問を駆逐していく作業よりも楽ですし、楽しいので、モチベーション維持のためには良かったのだろうと思います。

それより最も有用だったのは、

• 面接練習
• 情報収集

の２点です。

面接練習については後々記事に書きますが、私が一度も面接で落ちることがなかったのは、この面接練習があったこそと思うところもあります。

予備校のコース生は何回受けても無料で、私は６回受けました。たぶん多い方です。

コース生以外は１回１万円のため、まあ現実的ではないですよね。

情報収集に関しては、予備校からというよりも、予備校で雇った「公務員アドバイザー」という、前年度内定者の集まりによる情報提供がとても役に立ちました。

２ちゃんねるで情報収集するのはもってのほかですし、同じ目線で知りたいことを教えてくれる人なんて、なかなかいないですからね。

私はこのブログを通して、みなさんに情報提供していくことで、そういう存在になれたらと思っています。

あとは、校舎が近くにある人は、受験生仲間ができるのがいいですね！

情報共有しながら、悩みを共有しながら、切磋琢磨できる・・・！

かも知れません。仲間で楽しくわいわい堕落していったという話もよく聞きますし、一概にいいとも言い切れませんが。

まとめると、行かないよりは行った方がいい、ということになります。

あくまでみなさんの経済事情によりけりです。

また別の記事にも書きますが、（特に地方民の方は顕著に）公務員試験は教材以外にもとてもお金がかかります。

時期や予備校によって変わりますが、多ければ50万円程度支払わなければならないこともあり、お金に余裕の無い方が無理して投資するのは辞めたほうがいいでしょう。

大丈夫です。予備校行かなくても、合格できます。

もし読者さんの中でどうしても予備校に通いたいという人がいるならば、私は10月以降をオススメします。予備校によっては非常に安いコースが出てきます。また、予備校によって様々な割引制度がありますので、そこは入念に調べて、損をしないように。

例えば、某予備校では「過去に公務員試験受験経験がある」ことを証明するだけで、30%オフになります。別の予備校では、「合格への思いを論文に書く」ことで最大20%オフになります。元の金額が金額ですから、10万円以上変わってくることも。

今回はここまで。ではまた。